2月ご挨拶

 先月は1月にもかかわらず春を思わせるような陽気の日が多くありました。保育園の指導計画には「季節の自然に触れる」という文言を見かけますが、雪や水たまりに張った氷、霜柱といった冬のイメージの象徴ともいえる自然現象を昨今目にすることが少なくなりました。それでも白い息を吐き、鼻の頭を赤くしながら園庭を元気に駆け回る子ども達の姿を見ると、いつの時代も「子どもは風の子」であると実感します。暦の上で春を迎える今月は、各年齢に合わせて戸外で春の訪れを見つける楽しさを感じられるようにします。

 今年度も残り2ヶ月となり、子ども達にとっての新しいステージが間近に迫っています。子ども達にとっても保護者の皆さまにとっても成長は喜ばしいことではありますが、期待だけでなく不安を感じる面もあろうかと思います。今月は、懇談会を通して次年度に向けたお話をさせていただきますとともに、様々な体験を通して子ども達が安心して、進級や就学ができるようにしてまいります。

 3日(土)の節分当日には保育園で制作した鬼のお面をつけて、ご家庭でもお子さまとお話をして、一人一人が自分の中の追い出したい「鬼」をイメージした豆まきをご家族でお楽しみください。

園長 齋藤 信孝

 

タイトルとURLをコピーしました